デキる男ほどハゲやすい?薄毛になる6つの習慣
仕事を頑張っていると、結果を出すために行動パターンや生活習慣が大切になってきますが、知らず知らずのうちに仕事で結果は出るけど抜け毛を増やしてしまっている人は多いもの。
もし抜け毛が増えてきていることが気になっているのなら、抜け毛を増やしてしまう習慣が身についてしまっているのかもしれません。
仕事に打ち込む男性に多い、抜け毛を増やす6つの習慣をご紹介します。
髪型
髪型は朝の準備を手短に済ませるため、ずっと同じ髪型でいる人は多いもの。
寝グセが付きにくい、セットしやすいなどの理由で、ある程度の長さを保っていることでしょう。
実は、ずっと同じ分け目だったり、髪が長かったり、オールバックにしていたりすると、毛根にかかる負担が大きくなることをご存知ですか?
1本、1本は軽くても、長年小さくても不可をかけ続けることで毛根が受けるダメージは蓄積されていきますので、時間が経てば抜け毛を増やす原因になってしまうものです。
毛根が受けるダメージを減らして、抜け毛を減らしていくには短髪がオススメです。
髪が短いと風通りが良くなりムレなくなりますし、育毛剤が頭皮につけやすくなったりと育毛ケアをしやすくなります。
また、髪が短くなることで本来持っていた髪が伸びるという力を促進させることにもなります。
もし、髪を短くすることに抵抗があるのなら、髪型を定期的に変えることで毛根への負担を減らすことも可能です。
ずっと同じように同じ方向に力をかけるのではなく、分散することで負担が軽くなり、ダメージの蓄積を軽減出来るのです。
髪型は抜け毛との関係をあまり気にしていなかったかもしれませんが、意識を向けることで抜け毛対策のひとつとして有効な手段になります。
整髪料を使っている
髪型をセットするときに、整髪料を使っている人も多いと思います。
気をつけているつもりでも、意外と整髪料が頭皮についてしまうことが多いもの。
整髪料が頭皮に付くことで、毛穴を塞いでしまったり、頭皮のかゆみ、かぶれの原因になることがあります。
このように頭皮の環境が悪化すると、抜け毛が増えてしまいますので、出来れば整髪料は使わない方が抜け毛を防ぐという目的では大切です。
また、スプレーやハードワックスなどで髪型を固めてしまったときに、無理に髪型を崩したり、何かに引っ掛けたりしたときは、毛根にかかる負担が大きくなりますので、注意が必要です。
夜、髪を洗わずに寝ることや、雑に髪を洗うことも止めた方がいいでしょう。
整髪料の成分が頭皮に残っていると、炎症を起こしたり、毛穴が詰まったりと抜け毛を増やす原因になってしまいます。
頭皮に整髪料をつけていなくても、時間が経過するとともに汗や毛髪の油で整髪料が頭皮へと流れ落ちてしまうものです。
夜寝ている時に、毛髪が元気に育つためにも、頭皮は清潔な状態になっている必要があります。
やさしく丁寧にマッサージするように頭皮をもみ洗いし、シャンプーを丁寧に洗い流すようにしましょう。
朝シャンをしている
朝、仕事に行く前に朝シャンをしている人もいることと思います。
しかし、朝は毛穴が緩んだ状態になっているため、シャンプーの成分が毛穴に入り込み、残りやすいためちゃんと洗い流すのに時間がかかってしまうもの。
シャンプーの成分が毛穴に残っていると、頭皮の環境が悪化するため抜け毛が増えてしまいます。
朝シャンが流行りだしてから、女性の薄毛が増えてきたという統計もあるようです。
これは、3:00頃から9:00頃まで毛髪が伸びるために毛穴が緩んでいることと、朝は時間を気にしてシャンプーを洗い流す時間が短くなりがちなために起こっているのです。
夜寝ている間に起こる毛髪の成長サイクルを効果的にするためにも、寝る前にシャンプーをし、頭皮を清潔にしておくことが大切ですので、朝シャンをしているなら止めましょう。
長時間のパソコン操作、スマホ操作
最近は、仕事でパソコンやスマホを長時間操作することが多くなってきました。
しかし、パソコンやスマホを操作している間は、同じ姿勢を続けてしまいがちなので、カラダが固くなったり、肩コリや首のコリで血行が悪くなり、頭皮も固くなってしまいます。
血行が悪くなり、頭皮が固くなると、頭皮の環境が悪化したり、毛母細胞へ酸素や栄養素の供給が充分に行なわれませんので、抜け毛を増やす原因になってしまいます。
また、ブルーライトやドライアイなどで眼精疲労になってしまうと、目の疲労を回復するためにビタミンB群やシステインなどの毛髪の成長に必要な栄養素が大量に消費されてしまいます。
食生活が栄養バランスを考えたものであれば影響は少ないのですが、仕事の忙しさにかまけて気を使っていないと毛髪や頭皮が栄養不足になってしまい、抜け毛を増やす原因になります。
そうならないためにも、1時間に1回は休憩をしてストレッチをしたり、遠くを見たりしましょう。
パソコンやスマホを使っている時は、1点を見るのではなく、視線を動かしたり、意識的にまばたきの回数を増やしたり、文字を大きくしたりしましょう。
使い終わったら、血行を良くした方がいいので、お風呂にゆっくりつかったり、頭皮やこめかみ、肩などをほぐしたり、歩いたり、走ったりしてカラダを動かすといいでしょう。
お酒を飲む量が多い
仕事の付き合いやストレス解消、好きだから毎日飲みたいなど、お酒を飲む機会は多いかもしれません。
しかし、適量を飲む分には健康的にも育毛的にもお酒は効果的なのですが、飲み過ぎると逆に抜け毛を増やしてしまうのです。
肝臓がアルコールを分解するときにアセトアルデヒドという毒性を持った物質を生成しますが、無害な酢酸に代謝される過程で大量のアミノ酸やビタミン類を消費します。
お酒を飲み過ぎてアセトアルデヒドの分解が間に合わない場合は、血液中を循環しAGA(男性型脱毛症)の原因であるジヒドロテストステロン(DHT)を増加させるとともに、睡眠を浅くさせるために成長ホルモンの分泌にも影響を及ぼし、育毛を阻害することになるのです。
厚生労働省が発表している1日の適量とは、ビールだと500ml缶1本、日本酒だと1合。
この量を守ると、血管拡張効果で血行が良くなったり、ストレス解消に効果があったり、老廃物や毒素を体外に排出したり、お酒の種類と飲み方で発毛因子のIGF-1が増加したりと、育毛にいいことづくしです。
ついつい飲み過ぎてしまうかもしれませんが、抜け毛を減らすためにもお酒は適量で抑えるようにしましょう。
睡眠時間が短い
仕事をしていると、家に帰る時間も遅くなり、寝る時間も遅くなって、睡眠時間は短くなりがちですよね。
しかし、抜け毛を減らし育毛を目指すなら睡眠時間の確保は必須条件になります。
寝ている間に、昼間紫外線や排気ガスなどで受けた頭皮や毛髪のダメージを回復したり、ヘアサイクルを正常に保ったり、毛髪の成長に必要な酸素や栄養素を蓄えて成長したりしているからです。
睡眠時間が短いと、こうした働きも中途半端になってしまいますので、頭皮の環境が悪化したり、毛髪が栄養不足になったり、ヘアサイクルが乱れたりして抜け毛を増やすのです。
また、毛髪の生成や成長に欠かせない成長ホルモンは、22:00頃~2:00頃の間に分泌が活発になります。
寝始めてから、約1時間ほどしないと成長ホルモンの分泌が活発になりませんので、最低でも0:00頃には寝始めないと成長ホルモンの働きも弱まることになりかねません。
さらに、寝ることには疲労回復やストレス解消の効果もありますので、仕事に集中するためにも、結果を高めるためにも睡眠は大切な要素になります。
頭皮の環境を整えたり、毛髪の成長のためにも、仕事のパフォーマンスを高めるためにも、最低5時間は睡眠時間を確保し、出来るだけ0:00までに寝るようにしましょう。
まとめ
仕事をしている男性がやってしまっている薄毛になりやすい習慣をご紹介しましたが、当てはまることはありましたでしょうか。
薄毛は生活習慣病と言ってもいいくらい、普段の習慣に結果を左右されてしまうものだと言えます。
抜け毛が気になりだしているのなら、ここでご紹介した6つの習慣をすべて改めることで抜け毛が減っていくことでしょう。