決定版!育毛、発毛をもたらす10個の習慣
抜け毛や薄毛が気になってくると、他の人はどうしているのか気になりますよね。
ネットで調べても、いろいろな方法や習慣が紹介されていて、どれを取り入れればいいのか、どれが効果があるのかわかりずらかったりします。
そこで、効果があって実践している人が多く、普段の生活に取り入れやすい10個の習慣をご紹介します。
この記事の目次
現状を把握する
なにはともあれ、今の自分の頭皮や毛髪がどうなっているのか現状を確認するところから始めましょう。
自分のスマホで頭を撮影して確認したり、鏡で確認するのもいいのですが、やはり髪のプロに相談するのが一番です。
育毛サロンやクリニックに行かなくても、美容室で美容師さんに相談するのが手軽で、かつ的確なアドバイスをもらえたります。
できれば、同じ美容室に通い続けることで、頭皮や毛髪の変化も把握してもらえるので、よりどうすれば抜け毛が減らせるのか、毛髪を増やすにはどうすればいいのかのアドバイスをもらえます。
美容師さんは頭皮のマッサージ方法や洗髪方法、使うと効果のあるシャンプーや育毛剤まで幅広い知識を持っていますので、今のあなたの状況を理解した上で的確なアドバイスをしてくれる頼りになる存在です。
理髪店でも詳しい人はいますので、行きつけの店があるのなら一度相談してみるといいでしょう。
丁寧に時間をかけて洗髪する
市販の洗浄力の強いシャンプーを使って、時間をかけずゴシゴシ頭皮や毛髪を洗う人は多いもの。
しかし、そうしたシャンプーや洗髪方法では抜け毛が増えてしまい、気が付いた時には薄毛が目立つなんてことにもなりかねません。
抜け毛が気になる人には、ちゃんとした正しい洗髪方法を知って丁寧に時間をかけてやさしく洗うことがオススメです。
シャンプーですが、市販のものではなく、アミノ酸系などの洗浄力があまり強くない頭皮ケア用のシャンプーを使いましょう。
まず最初にお湯で髪を丁寧に流すことで、毛髪や頭皮についた汚れを落としていきます。
シャンプーを手に取り、手のひらで泡立て頭皮につけます。
そして、爪を立てず指の腹を使ってやさしくマッサージするように頭皮を洗っていきます。
この時に、毛穴の奥の汚れを絞りだすような感じで、両手で頭皮を挟んでいきます。(ニキビを両手で挟んで出すイメージ)
強く力を入れてしまうと、頭皮が傷ついたり、固くなったりしてしまうので、程よい力加減で時間をかけてマッサージするように頭皮を洗います。
洗い終わったら、そこまでにかかった時間の倍程度の時間をかけて、しっかりシャンプーをすすいでいきます。
最後に、お風呂から出たらドライヤーで毛髪を乾かしますが、専用のスカルプドライヤーを使うか、市販のドライヤーの場合、同じ箇所に熱風を当て続けず、常に動かしながら毛髪や頭皮が熱くなるのを避けて乾かします。
洗髪方法を変えるだけでも、頭皮や毛髪の状態が変わることが多いので、必ず取り入れて下さい。
早く寝る
仕事で忙しく、規則正しい生活リズムが送れなかったり、早く寝ることが難しかったりしますが、出来るだけ0:00までには就寝するようにしましょう。
実は、髪の毛が生えたり、成長したりするのは寝ている間。
しかも、22:00~2:00くらいに睡眠を取っていると、副交感神経が最も活発に動き出し、成長ホルモンが1日の中で一番分泌されるのです。
この成長ホルモンが、頭皮の毛母細胞や毛乳頭に働きかけ、新しい毛髪が生えてきたり、生えている毛髪が成長するのですが、分泌が少なかったり、ホルモンバランスが崩れていたりすると、弱く抜けやすい毛髪になってしまったり、新しい毛髪が生えてこない可能性があります。
また、ストレスも抜け毛を増やす原因としてよく知られていますが、しっかり寝ることでストレスが解消されますので、早く寝ることは二重の意味で育毛や発毛に関係してくるのです。
無理のない範囲で運動する
仕事が忙しいと運動不足になりやすいもの。
運動不足になると、筋肉が衰えたり、基礎代謝が下がったり、血行が悪くなったり、太りやすくなったりと、あまりいいことがないのはご存知ですよね。
抜け毛が増える原因に運動不足も少なからず影響を与えていることはご存知ですか?
頭皮の環境を健康に保ったり、毛髪が成長するためには栄養や酸素が必要ですが、それを運ぶのが血液です。
運動不足になることで基礎代謝が下がると、体温も下がりますのでカラダの免疫機能が下がったり、毛細血管への血行が悪くなったりします。
血行が悪くなると当然頭皮や毛髪に必要な栄養や酸素が届きにくくなるため、頭皮の環境が悪化したり、弱く抜けやすい毛髪になったりする可能性が高いのです。
また、太ってしまうと頭皮に皮脂が過剰に分泌される可能性が高くなりますので、頭皮の環境の悪化や、皮脂が毛穴を塞ぐことによる抜け毛の増加なども起こってきます。
そうした事態を避けるためにも、無理のない範囲で適度に運動を継続しましょう。
簡単なものだと、ウォーキングを1回30分~1時間程度行なうだけでも、運動不足の解消につながります。
スポーツジムに通うのもいいですし、休日にアウトドアスポーツを趣味にするのもいいでしょう。
豆乳や納豆、豆腐でタンパク質を摂取する
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た構造をしていて、女性ホルモンと同じような働きをしてくれます。
豆乳を飲んだり、納豆や豆腐を食べたりすることで、カラダの中に女性ホルモンが増えたのと同じような効果をもたらしてくれます。
抜け毛や薄毛の原因としてAGA(男性型脱毛症)がありますが、この原因は男性ホルモンが増加することによって引き起こされるので、女性ホルモンが増えるとホルモンバランスが整えられて、抜け毛や薄毛を予防してくれるのです。
また、髪の毛の保湿成分であるアミノ酸を豊富に含んでいますので、毛髪の健康にも効果があります。
さらに、体脂肪やコレステロールの低下作用、血液をサラサラにする作用で血行改善などの効果もあり、カラダの健康はもちろんですが、間接的に抜け毛を減らす働きも兼ね備えています。
納豆が好きな方は納豆を、納豆が苦手な方は、豆乳や豆腐を毎日食べることをオススメします。
ビタミンや亜鉛などで体調を整える
栄養などをあまり気にせず食事をしていると、ビタミンやミネラル不足になりがちなのをご存知でしょうか?
手軽に食べられるレトルトやインスタント食品、コンビニ弁当などは、食品添加物が多く含まれている上に、調理の過程で多くの栄養素が失われているのです。
外食もチェーン店などの低価格なお店でコストを重視して工場生産の食材を使っているところは、同じように栄養素が失われた料理が提供されていると考えられます。
元気で強く抜けにくい毛髪が育つためには、ビタミン類やミネラル類をバランス良く摂取することが必要です。
特に亜鉛は男性に不足しがちなミネラルで、AGA(男性型脱毛症)の原因を作り出す活性酵素の5αリダクターゼを抑制する働きが知られています。
仕事が忙しく、あまり食事に気を配れない場合も多いと思いますが、出来れば食事からビタミンやミネラルをバランス良く摂取し、難しい場合はサプリメントなどで補給するのもいいでしょう。
オススメな食べ物は、納豆、牡蠣、ナッツ類、レバー、うなぎ、柑橘類、イワシ、緑黄色野菜などです。
お酒は飲み過ぎない
ストレス解消のためや、好きだからお酒を飲む人は多いものです。
適量を飲む分にはいいのですが、その時の気分によっては大量に飲み過ぎることもあるかもしれません。
飲み過ぎはカラダに毒だと言われるように、お酒を飲み過ぎることでカラダへの悪影響があるばかりか、抜け毛を増やす原因になっていることをご存知ですか?
お酒は、穀物や果実から作られるため糖分を多く含んでいて、過剰に摂取された糖分は血液中で脂肪に変わります。
血液がドロドロになってしまって血行が悪くなったり、皮脂の分泌が過剰になって頭皮の毛穴を塞いでしまう可能性も高くなります。
またアルコールは肝臓で分解されますが、その時にアセトアルデヒドという有害物質を作り出してしまい、アセトアルデヒドを分解するために毛髪を作るための材料であるシステインを大量に消費してしまうのです。
こうなると毛髪を作るための材料がなくなってしまうので、新しい髪の毛が生えてこないということにもなりかねません。
適量であれば、悪影響もあまりありませんので、お酒の飲み過ぎには注意しましょう。
タバコは吸わない
タバコを吸わない方は関係ありませんが、もしまだタバコを吸っているなら禁煙することをオススメします。
喫煙する毎に抜け毛が増えていっているという事実に気が付いていますか?
タバコを吸うことで、ビタミンが大量消費される上に、血管が収縮することによる血行不良、さらにはカラダを老化させる活性酸素が100兆個も発生するのです。
毛髪が生えてきたり、元気に強く育つためには、ビタミンなどの栄養素が必要で、それを運ぶための血液が必要です。
しかし、タバコを吸えばビタミンは不足し、血行不良で栄養は届きにくくなり、毛母細胞を攻撃し抜け毛を増やす活性酸素が大量に増えるという、悪循環が起こります。
本気で抜け毛を減らしたいのなら、今すぐ禁煙しましょう。
紫外線に気をつける
紫外線を頭皮が浴び続けると、抜け毛が増えることをご存知でしたか?
紫外線は毛母細胞にダメージを与え、毛髪の成長サイクルを乱したり、抜け毛を増やしたりすることがわかっています。
特に夏は紫外線が強い時期なので、帽子をかぶって紫外線を防ぐことが望ましいのですが、帽子をかぶることによって頭皮がムレて抜け毛が増えるのではと心配になる方もいるかもしれません。
しかし、ムレと紫外線のどちらが影響が深刻かと言われれば、圧倒的に紫外線なのです。
帽子をかぶることによる頭皮のムレは、風通しのいいものを選ぶことで緩和できますし、丁寧に洗髪することでさらに影響を少なくすることが可能です。
紫外線は浴びてしまうとダメージが蓄積されていくため、浴びないことが大前提なのです。
どうしても帽子が気になる場合は、スプレータイプの日焼け止めを頭皮にふりかけて紫外線対策を施すといいでしょう。
ただし、日焼け止めは洗い残しなどがあると毛穴を塞いでしまいますので、逆に抜け毛を増やしてしまいます。
日焼け止めを使った後は、いつも以上に丁寧に頭皮を洗い流しましょう。
医療機関に相談する
最後は、やはり医療機関になります。
生活習慣に気をつけるだけで抜け毛が減っていくことは多いのですが、男性ホルモンなどが原因の抜け毛の場合、医薬品を使ったほうが効果的な場合が多いものです。
抜け毛や薄毛に関する医薬品は、副作用が強く出るものも多いので診察を受けて医者に処方してもらったものだけを服用するようにしましょう。
外国では副作用によりEDになってしまった人達が集団訴訟を起こすくらい副作用のリスクがあります。
医薬品の個人輸入を進めるブログも存在していますが、副作用が出た後では元に戻りたくても戻りませんので、必ず医療機関で診察を受けるようにして下さい。
まとめ
日常生活に取り入れやすいものだけをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
人によっては、難しいものがあったかもしれません。
しかし、生活習慣を変えることで抜け毛がかなり改善される人が多いことからも、試してみる価値は十分にあると思います。
少しづつでも取り入れていき、抜け毛を減らして行きましょう。