朝フルーツ習慣で育毛促進!髪の毛に良い4つの果物と効果的な食べ方
朝のフルーツ習慣で髪の毛が生えるの!?
果物が健康に良いとは昔からよく言われることですが、なんと、育毛にも良いということが分かりました。
特に朝フルーツ習慣が育毛には良いということがわかった上に、育毛に効果があると言われる果物があることもわかりました。
朝フルーツ習慣とは何なのか、どうすれば育毛につながるのか、育毛に効果のある4つの果物とともに、この記事でご紹介します。
この記事の目次
果物が髪の毛にいい理由
髪の毛の95%はタンパク質で出来ていますが、18種類のアミノ酸から構成されるケラチンというタンパク質が髪の毛を形作っています。
ケラチンというタンパク質が効率よく構成されるためにビタミン類が重要な働きをしていますので、ビタミンが不足しているとケラチンも不足してしまいますので、髪の毛が育ちにくくなってしまいます。
ビタミン類は主に食べ物から摂取することになりますが、食べ物の栄養素を細胞に吸収させるための酵素をミネラル類が活性化させることで十分に食べ物の栄養素を吸収することが可能になります。
ミネラル類が不足していると、栄養素を十分に吸収することが出来ませんので、毛母細胞や髪の毛に栄養が十分に行き渡らず、髪の毛が育ちにくくなってしまうのです。
このように、髪の毛が健康で抜けにくい強く育つためには、タンパク質、ビタミン類、ミネラル類が必要になりますが、果物はタンパク質、ビタミン類、ミネラル類を含んでいるため、フルーツ習慣で育毛に効果を期待することが出来ます。
果物から摂取したいビタミン類
ビタミン類は、必要なものを摂取すれば効果が得られるというものではなく、ビタミン同士がそれぞれを補いあって働いているので、バランス良く摂取することが大切です。
その中でも、特に髪の毛に大切なビタミン類をそれぞれ見て行きましょう。
ビタミンB群
髪の毛にも必要だけど普段の生活の中で不足しがちになるのがビタミンB群です。
甘いものや油ものを食べた時に、カラダの中に糖分や油分が残らないよう代謝されますが、その代謝をするためにビタミンB群が大量に消費されてしまいます。
あまり甘いものや油ものを食べないのであれば気にする必要はありませんが、インスタント食品やレトルト食品、スナック菓子、コンビニ弁当、居酒屋のつまみなど、意外と糖分や油分を多めに含んでいるものです。
ビタミンB群が不足すると、ヘアサイクルが乱れたり、抜け毛が増えたり、頭皮や皮膚に炎症が出来たり、口内炎が出来たりします。
ビタミンB群の中でも、特にビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン(ビタミンB7)が髪の毛にとっては重要な働きを持っています。
ビタミンB2とビタミンB6は、毛母細胞に働きかけることで新しい髪の毛を生えさせたり、健康で元気な抜けにくい髪の毛に成長させたりする働きを持っています。
また、ビタミンB2は皮脂の量を調節したり、ビタミンB6はタンパク質の吸収を促進したりします。
ビオチン(ビタミンB7)は、炭水化物やタンパク質、脂質を代謝する補助をする栄養素なのですが、髪の毛や頭皮の健康を維持する働きも持っています。
ビタミンC
タバコを吸っていたり、外で活動する時間が長かったり、ストレスを溜め込んでいる人が不足しがちになるのがビタミンCです。
タバコを吸ったり、外で紫外線を浴びることによってカラダの中に活性酸素が過剰に発生するのですが、過剰に発生した活性酸素は抜け毛を増やす原因として知られています。
この過剰に発生した活性酸素を除去するためにビタミンCが大量に消費されてしまいます。
また、過剰にストレスを感じていたり、ストレスを溜め込んでいる場合に、ストレスからカラダを守るホルモンを合成するためにもビタミンCが大量に消費されてしまうのです。
ビタミンCは現代の食生活ではカラダが不調を訴えるほど不足することは考えにくいのですが、もしカラダが不調を訴えるほど不足した場合は、命の危険がある唯一のビタミンでもあります。
ビタミンCは、活性酸素を除去する抗酸化作用の他に、コラーゲンの生成を促す働きを持っていて、コラーゲンで出来ている毛細血管を元気にする作用があります。
頭皮は毛細血管が網の目のように張り巡らされており、毛母細胞は毛細血管から髪の毛の成長に必要な栄養素や酸素を受け取っていますので、毛細血管が元気になることで育毛に効果を期待できます。
ビタミンE
普通に生活していれば、ほとんど不足しないビタミンEですが、過剰に脂質や油分をカットしたダイエットをしていると不足する危険性があります。
ビタミンEが不足すると、貧血や皮膚の免疫力低下、シビレ、筋肉の萎縮などの症状が表れます。
ビタミンEは、血管の詰まりを解消したり、血管壁を強くすることで血行促進作用を持っています。
育毛のためには、血行促進は大切な要素なのでビタミンEは欠かせない栄養素のひとつです。
また、活性酸素は細胞膜を包んでいる脂質と結びついて酸化することで過酸化脂質になりますが、過酸化脂質は細胞を老化させてしまい抜け毛を増やす原因にもなります。
ビタミンEは、過酸化脂質の生成を抑制する効果を持っていて、ビタミンCと一緒に摂取することで抗酸化作用の相乗効果を得ることが出来ます。
ビタミンA
ビタミンAも、ほぼ不足することがない栄養素ですが、偏った食生活を送っていたり、お酒を大量に飲んでいたり、肝臓の機能が低下していると、不足する可能性があります。
ビタミンAが不足すると、夜盲症やドライアイ、視力低下、頭皮の乾燥による抜け毛の増加などの症状が表れます。
ビタミンAは、皮膚を健康に保つ効果がありますので、頭皮を健康に保つことで育毛に効果を期待出来ますし、抗酸化作用がありますので、ビタミンC、ビタミンEと一緒に摂取することで、抗酸化作用の相乗効果を得ることが出来ます。
少ないけれど果物にもミネラル類が含まれている
育毛のために必要なミネラル類で代表的なものと言えば、亜鉛とヨウ素(ヨード)、鉄です。
それぞれ見て行きましょう。
亜鉛
亜鉛は、AGAの原因と言われている活性酵素である5αリダクターゼの働きを抑制する作用があり、育毛に興味がある人にとっては馴染みのあるミネラルです。
亜鉛は、他にも育毛に関して重要な働きを持っています。
●肌荒れ、抜け毛、髪色の変化など
肌、頭皮、毛根の細胞も新陳代謝が活発なため、こうした症状が出てきたら、亜鉛不足の可能性があります。
出典:ファンケルコミュニティ
ファンケルによると、亜鉛は新しい細胞がつくられる際のDNAの複製や、タンパク質の合成に欠かせないので、新陳代謝が活発な細胞に多く存在していて、新陳代謝が活発な細胞ほど不足もしやすくなるそうです。
髪の毛を成長させたり、新しく生えさせる毛母細胞も、カラダの中で新陳代謝が活発な細胞のひとつなので、亜鉛が不足すると髪の毛の成長などに影響が大きいのです。
また、皮膚や毛細血管にはコラーゲンが欠かせませんが、コラーゲンを合成するためにはビタミンCと亜鉛が必要なので、亜鉛が不足するとコラーゲンの合成量も低下するので、頭皮や毛細血管を健康に保ち育毛を促進するためにも亜鉛は欠かせません。
鉄
鉄は血液の中でカラダ中の組織や細胞に酸素を運ぶ重要な働きを持っています。
髪の毛が成長したり、新しく生えてくるためには栄養素の他に酸素が必要ですが、鉄が不足していると酸素が十分に運ばれて来ないので、弱く抜けやすい髪の毛が増え、抜け毛が増えてしまうのです。
細胞の活性化が十分に行われていると、細胞は血液から鉄を取り込んで鉄の吸収がよくなり、全身の健康が保たれるわけです。
出典:セルフドクターネット
セルフドクターネットによると、鉄は血液中にヘモグロビンとして存在していて、酸素を運ぶと同時に、カラダ中の細胞内にも存在していて、カラダを健康に保つ役割も果たしているそうです。
毛母細胞が活発に細胞分裂をすることで髪の毛が成長していきますが、酸素不足になると細胞分裂も十分に行なわれなくなるので、育毛のためにも鉄は欠かせません。
ヨウ素(ヨード)
ヨウ素(ヨード)は代謝機能を向上させるので、細胞の活性化や血行促進作用などで育毛に効果が期待できるミネラルです。
具体的には、ヨウ素(ヨード)は甲状腺ホルモンを合成するために必要なミネラルで、甲状腺ホルモンの働きが新陳代謝を活発にするので、細胞分裂を活性化したり、血液を作り出したりすることで、育毛を促進します。
また、ヨウ素(ヨード)は成長ホルモンの分泌を促す働きも持っていますので、甲状腺ホルモンと一緒に毛母細胞の細胞分裂の活性化を促すことで育毛に効果が期待出来ます。
ただ、ヨウ素(ヨード)は海藻類に多く含まれているミネラルで、ヨウ素(ヨード)を含んだ果物は、あまりありません。
髪の毛に良い4つの果物
果物と一口に言っても様々な種類がありますので、どれを食べたら育毛に効果を期待できるのか気になりますよね。
基本的には、どの果物もビタミン類を豊富に含みますので気にする必要はないのですが、特に育毛に効果が期待できる果物があります。
その中でも代表的な4つの果物をそれぞれ見て行きましょう。
バナナ
バナナは美容と健康にいいと言われていて、ダイエットなどの効果もテレビで紹介されたこともあり、人気のある果物です。
バナナに含まれている成分は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5)、ビタミンB6、ビオチン(ビタミンB7)、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、β-カロテン、ポリフェノール、セロトニン、トリプトファン、食物繊維などです。
この記事で紹介している、育毛の効果が期待出来るビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA(β-カロテン)、亜鉛、鉄をすべて含んでいます。
バナナの皮に含まれている、フィトステロールがAGAの原因である5αリダクターゼを阻害するという関西大学の研究報告書もありますので、出来れば皮も食べるとさらに育毛の効果が期待出来るかもしれません。
関西大学研究報告書「バナナ果皮からの抗がん活性成分の探索」
キウイ
ゼスプリのテレビCMで栄養素充足率がトップクラスと宣伝されていて、美容と健康のために人気のあるキウイも育毛効果を期待出来る果物です。
キウイに含まれている成分は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5)、ビタミンB6、ビオチン(ビタミンB7)、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛、食物繊維などです。
この記事で紹介している、育毛の効果が期待出来るビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、亜鉛、鉄をすべて含んでいます。
キウイはビタミンCの含有量が他の果物に比べてスバ抜けて高く、ビタミンCは壊れやすく摂取しにくいビタミンなので、ビタミンCを効果的に摂取するには最適な食べ物のひとつです。
また、キウイの種にはクエルシトリンというポリフェノールが、AGAの原因である5αリダクターゼの働きを阻害するというオリザ油化株式会社の実験報告があります。
キウイ種子エキスに5α-レダクターゼ阻害作用が認められ,DHTの生成が抑制されたことが確認されました。また,キウイ種子エキスの含有成分であるquercitrinにも同様に阻害作用が認められました
リンゴ
リンゴは、富山医科薬科大学(現・富山大学)と協和発酵(現:協和発酵キリン)の共同研究で育毛効果があると発表されています。
リンゴに含まれている成分は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5)、ビタミンB6、ビオチン(ビタミンB7)、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、銅、マンガン、食物繊維などです。
この記事で紹介している亜鉛、鉄以外、育毛の効果が期待出来るビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンAを含んでいます。
亜鉛と鉄が含まれていないのは、他の果物に比べ見劣りするのですが、リンゴに含まれるリンゴポリフェノールが毛母細胞を増加させ、ヘアサイクルを正常に戻す働きがあるため、育毛に効果が期待出来る果物です。
リンゴポリフェノールは毛母細胞を増加させ、ヘアサイクルを正常化させる。実験で71%の人の毛密度が増加し、1平方センチメートルあたり、22.8本も発毛し、48%の人で硬毛が増加した
出典:アサ芸プラス
イチゴ
イチゴは好きな人が多い果物のひとつですが、育毛にも効果が期待出来る果物です。
イチゴに含まれている成分は、タンパク質、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5)、ビタミンB6、ビオチン(ビタミンB7)、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンC、カルシウム、鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛、ヨウ素、食物繊維などです。
この記事で紹介しているビタミンE以外、育毛の効果が期待出来るビタミンB群、ビタミンC、ビタミンA、亜鉛、鉄を含んでいます
イチゴは、この記事で紹介する果物の中で唯一ヨウ素が含まれている上に、ビタミンCと葉酸(ビタミンB9)の含有量がとても豊富で、育毛にも健康にも欠かせない果物です。
朝フルーツ習慣のススメ
果物は気軽にいつでも食べられますが、毎食食べるよりも朝食を果物にする「朝フルーツ習慣」が育毛にも健康にも良いと言われています。
果物は、消化液を使わずに消化することができるので、朝の空腹時に果物を食べることで酵素やビタミンなどの栄養素をあまり壊すことなく効率よく吸収することが可能になります。
また、仕事をしているとどうしても生活習慣が不規則になってしまい、夜遅く夕食を食べることも多いと思います。
人間は炭水化物とタンパク質を一緒に食べると消化吸収するまでに約8時間程度かかると言われていて、最低でも寝る3時間前には夕食を済ませないと寝ている間も胃や腸が働き続け、朝起きても未消化の食べ物が残ったままになるのです。
そこに朝食を普通に食べていては胃腸に負担がかかり、せっかく食べた食べ物の栄養素を十分に消化・吸収出来なくなるのです。
食べたものの栄養素が十分に吸収出来ないと、栄養不足となり生きていく上での優先順位が低い毛髪には栄養が十分に行き渡らなくなり、薄毛が進行してしまうことになります。
仕事が忙しく、生活習慣が不規則な人ほど、朝フルーツ習慣を身につけることで、育毛にも健康にも効果が期待出来るのです。
朝フルーツ習慣の効果的な果物の食べ方
朝フルーツ習慣は、朝食に果物と水だけを食べるというものですが、健康のためにはそれだけで十分でも、育毛の効果を考えた時にもうひと工夫した方がより効果が期待出来ます。
それは、果物にビタミン以外の栄養素が含まれているとは言え、タンパク質やミネラル類などは他の食べ物と比べると微量なものが多いので、育毛のためにタンパク質とミネラル類を一緒に食べることをオススメします。
簡単にすべてを摂取出来て、胃腸に負担をかけず、栄養素を十分に吸収するには、「グリーンスムージー」が一番オススメです。
皮や種まで一緒に摂取することが出来るので、バナナの皮に含まれているフィトステロールもそのままでは食べることが難しくても、スムージーにすることで簡単に飲むことが出来ます。
また、果物と野菜と豆乳でスムージーを作れば、育毛に必要な栄養素が手軽に吸収しやすい形で摂取出来ますので、とても理想的なのです。
グリーンスムージーのレシピ
グリーンスムージーは、野菜や果物をそのままミキサーにかけて作りますが、残留農薬が気になるかもしれません。
そんな時は、ボウルに水をはった後2~3分漬けておき、流水で洗い流すことで残留農薬を落とすことが出来ます。
育毛に効果が期待出来るグリーンスムージのレシピをご紹介しますが、お好みの果物に変えたり、分量を変えてみたり、あなた好みに変えてもらって大丈夫です。
キウイとバナナとリンゴのスムージー
- キウイ 1/2個
- バナナ 1本(小さいものは2本)
- リンゴ 1/2個
- 豆乳 250ml
- バナナは、水洗いしたあと、3分割して冷凍しておきます。
- キウイは、洗ったあとヘタを取り、皮付きのまま4分割して冷凍しておきます。
- カラダの冷えが気になる場合は、バナナとキウイは冷凍せずに使います。
キウイは毛を気にせず飲むか、皮を剥いてミキサーに入れ、バナナは皮ごとミキサーに入れます。 - リンゴは、水洗いしたあと、皮付きのままミキサーに入れます。
- 豆乳をミキサーに入れて、ドロドロになるまで混ぜたら出来上がり。
- 甘さが足りない場合は、はちみつを足して下さい。
イチゴとバナナと小松菜のスムージー
- イチゴ 1/2パック
- バナナ 1本
- 小松菜 2株
- 豆乳 300ml
- バナナは、水洗いしたあと、3分割して冷凍しておきます。
- イチゴは水洗いした後、冷凍しておきます。
- 小松菜は水洗いしたあと、ミキサーに入れます。
- イチゴとバナナと豆乳をミキサーに入れて、ドロドロになるまで混ぜたら出来上がり。
- 甘さが足りない場合は、はちみつを足して下さい。
グリーンスムージーのデメリット
グリーンスムージーにはデメリットもあって、育毛の大敵であるカラダを冷やす効果があります。
これは、スタンダードなスムージーのレシピが氷や凍らせた野菜を使うということと、生野菜がカラダを冷やすというところから来ています。
寒い地方や寒い時期が旬の果物や野菜を使うことと、起きてすぐに白湯を1杯飲むことでカラダの中を先に温めて、吸収力を高めることでカラダを冷やさず、グリーンスムージーの栄養素を吸収することが出来ます。
どうしてもカラダの冷えが気になる場合は、生姜を使うことでカラダを温めることが出来ますので、生姜を入れましょう。
朝フルーツ習慣で注意するべきこと
グリーンスムージーを一杯だけ飲む分には問題ないのですが、大量にリンゴやバナナなどの甘い果物を入れてしまったり、スムージーの他に果物を多めに食べてしまったりすると、糖分の摂取過多になります。
果物の糖分を代謝するために肝臓が使われるのですが、大量に果物を食べてしまうと肝臓に負担がかかりすぎますので、適切な量を守るようにしましょう。
肝臓の働きが低下してしまうと、タンパク質が十分に合成されなくなり抜け毛を増やす原因にもなりますし、代謝しきれない糖分が蓄積して太る原因になってしまいます。
起きたら必ず白湯を1杯飲んで、スムージーを作って飲み、物足りない時は果物を食べますが、食べすぎないようにしましょう。
まとめ
朝フルーツ習慣を継続することで育毛に効果が期待出来るということをご紹介しました。
最初はスムージーを作るのがめんどくさく感じられるかもしれませんが、仕事で不規則な生活を送っている人ほど、スムージーを飲むべきだと考えています。
不規則な生活は、胃腸や内臓を弱らせますし、カラダの中の酵素を不足しがちになるものです。
そうした状態を続けていると、代謝がうまく行なわれずどうしても髪の毛に栄養が行き届かなくなり、栄養不足で抜け毛が増えてしまうのです。
手軽に栄養不足を解消するとともに、酵素の働きでカラダも健康になりますので、優先順位が低い髪の毛にも栄養が十分に行き届くようになり、抜け毛を減らす効果が期待出来ます。
しかも、バナナとキウイには5αリダクターゼの働きを阻害する働きが研究の結果わかっていますので、薄毛対策としては一石二鳥となります。
ぜひ、朝フルーツ習慣を取り入れ、育毛対策に役立てて下さい。