グレープシードオイルの4つの育毛効果と効果的な使い方はコレだ!
グレープシードオイルは、育毛にとって5つの効果的な働きを持っていることがわかりました!
育毛に効果があると言われているオイルはいろいろありますが、一番サラッとして使いやすいのがグレープシードオイルのようです。
グレープシードオイルが持っている5つの育毛効果と育毛に効果的な使い方などをご紹介します。
この記事の目次
グレープシードオイルとは
グレープシードオイルとは、ワインを醸造した時に取り除かれたブドウの種子を乾燥させ、圧搾して生成したオイルのことです。
ワインの産地として知られているフランス、イタリア、スペインなどで主に生産されています。
グレープシードオイルは、ポリフェノール、オレイン酸、リノール酸、ビタミンEなどが豊富に含まれていて、コレステロールが含まれていない植物油になります。
グレープシードオイルには、ポリフェノールのひとつで高い抗酸化力を持っているプロアントシアニジンが含まれていて、ビタミンEの5倍とも言われる抗酸化力を持っています。
また、グレープシードオイルは酸化しにくく、変質しにくいため、保存料が含まれていないものが多く、保湿作用や抗炎症作用があり、肌への刺激も少ないため化粧品などにも使われています。
グレープシードオイルの育毛効果
グレープシードオイルには4つの育毛に効果が期待出来る作用があります。
それぞれ見て行きましょう。
血行促進作用
グレープシードオイルに含まれているプロアントシアニジンというポリフェノールは、頭皮の血行を促進させる働きを持っています。
富山大学がリンゴに含まれているリンゴポリフェノール(プロシアニジン)で実験した結果、71%の人の毛密度が増加したそうです。
リンゴポリフェノールは毛母細胞を増加させ、ヘアサイクルを正常化させる。実験で71%の人の毛密度が増加し、1平方センチメートルあたり、22.8本も発毛し、48%の人で硬毛が増加した
出典:アサ芸プラス
リンゴに含まれているプロシアニジンとグレープシードオイルに含まれているプロアントシアニジンは、成分的には同じものなので同様の効果が見込めるようです。
ブドウ種子エキスに含まれるプロアントシアニジンには、毛母細胞を増殖させ、毛の合成活動を正常化させ育毛につながる作用があるとされています。
出典:メンズスキンケア大学
この実験で毛母細胞が増加したのは、プロアントシアニジンが頭皮の血行を促進したからということです。
また、グレープシードオイルに含まれているリノール酸やオレイン酸は、悪玉コレステロールの値を下げて血液をサラサラにする効果を持っていますので、リノール酸とオレイン酸の作用でも血行促進が期待出来ます。
さらに、グレープシードオイルに豊富に含まれているビタミンEは、末梢神経を広げることで血行を促進させる働きを持っていて、グレープシードオイルには3つの血行促進のための成分が含まれているのです。
育毛のためには、毛乳頭細胞や毛母細胞に血液によって運ばれてくる酸素や栄養素が必要なため、血行を促進することが必須になってきます。
抜け毛が増える大きな原因のひとつとして血行不良が挙げられますので、グレープシードオイルに含まれているプロアントシアニジンやリノール酸とオレイン酸、ビタミンEの血行促進作用は育毛に効果が期待出来ます。
抗菌作用
グレープシードオイルに含まれているプロアントシアニジンには、抗菌作用もあります。
強い抗菌作用により、頭皮の毛穴に詰まった皮脂や老廃物が酸化して細菌を繁殖させるのを防ぎ、健康で綺麗な毛穴を維持するのだ。
出典:アサ芸プラス
血行が良くなって、毛母細胞が活発に細胞分裂をし、髪の毛が成長しようとしても、毛穴が詰まっていたり、炎症を起こしたりしていると、健康な髪の毛は育ちません。
頭皮や毛穴を清潔に健康に保つことも、育毛にとって大切な要素のひとつなので、グレープシードオイルの抗菌作用は育毛に効果が期待出来ます。
抗酸化作用
グレープシードオイルに含まれているプロアントシアニジンの抗酸化作用は、若返りのビタミンと言われているビタミンEの5倍と言われています。
抜け毛が増える大きな原因のひとつとして活性酸素が挙げられますが、喫煙や紫外線、食生活の乱れ、生活習慣の乱れ、ストレス、運動不足などで簡単に活性酸素は過剰に増えてしまいます。
活性酸素は、カラダの中に侵入してきたウイルスや細菌を退治する大切な役割を持っているのですが、過剰に増えてしまうと健康な細胞や血管まで攻撃をしてしまうので、細胞や血管が傷つき、老化してしまい抜け毛が増えるのです。
グレープシードオイルに含まれているプロアントシアニジンは、過剰に増えた活性酸素を除去してくれますので、育毛に効果が期待出来ます。
保湿作用
グレープシードオイルに含まれている成分の60%を占めるリノール酸は、必須脂肪酸のひとつで肌の保水力を高める働きがあります。
頭皮が乾燥することで血行が悪くなったり、頭皮のバリア機能が低下しますので炎症を起こしたり、細菌が繁殖したりして、健康な髪の毛が育たなくなり抜け毛が増えてしまうのです。
グレープシードオイルに含まれるリノール酸が肌の保水力を高めてくれますので、頭皮が乾燥しにくくなり、育毛に効果が期待出来るのです。
グレープシードオイルの効果的な使い方
ここまでグレープシードオイルが持っている4つの育毛効果をご紹介してきましたが、効果的に育毛効果を得るために効果的な使い方をご紹介します。
サラダ油に変えてグレープシードオイルを使う
一番簡単な使い方としては、普段使っているサラダ油をグレープシードオイルに変えることです。
グレープシードオイルも植物油ですので、特に違和感なく料理に使えますし、味もクセがないサラッとした感じなので、サラダ油と違いがわかりにくいと思います。
また、グレープシードオイルはオレイン酸の働きで酸化しにくいので、熱を加えてもあまり成分に変化なく摂取することが出来ます。
頭皮マッサージにグレープシードオイルを使う
このサイトでも、頭皮マッサージにホホバオイルやオリーブオイル、ひまし油などをご紹介していますが、グレープシードオイルを使って頭皮マッサージをすることもオススメです。
頭皮マッサージのやり方は、他のオイルと同じです。
- お風呂の前に、グレープシードオイルを小さじ2~3杯分を手に取り、頭皮になじませていきます
- 指の腹を使って優しく頭皮全体を動かすように、毛穴の奥までグレープシードオイルが浸透するようにゆっくりマッサージする
- 頭頂部から側頭部、後頭部、生え際の順で、5分ほどマッサージする
- マッサージが終わったら5~10分ほど蒸しタオルを頭に巻くことで、毛穴の洗浄効果が高まったり、頭皮の保湿に効果的です。
- シャンプーでグレープシードオイルをしっかり洗い流す。
- オレイン酸が頭皮や髪に残りやすいので、オイルの感じが残っているようなら、2度洗いをする
ホホバオイルやオリーブオイルよりもサラッとしているので、オイルのベタつきが苦手ならグレープシードオイルを使うとベタつきがあまり気にならないと思います。
もし、頭皮のかゆみや炎症による赤みが気になっているなら、シャンプー前ではなくシャンプー後にグレープシードオイルを少量だけ手にとって、頭皮に馴染ませるとかゆみや赤みが引きます。
まとめ
グレープシードオイルが持っている育毛効果をご紹介しました。
血行促進や抗酸化作用、保湿作用、抗菌作用など、頭皮や髪の毛を健康に保ち、元気に成長させてくれる成分が豊富に含まれていました。
他のオイルとの一番の違いは、リンゴにも含まれているプロアントシアニジンの毛母細胞を活性化させる働きです。
直接、毛母細胞を活性化させてくれるので育毛という視点から見ると、最強のオイルかもしれません。
食べても良し、塗っても良しのオイルなので、ぜひグレープシードオイルを使用してみて下さい。