噂の真相!帽子をかぶると薄毛になるのか?
帽子をかぶると薄毛になると良く言われています。
本当に帽子をかぶると薄毛になるのか、調べてみました。
帽子が頭皮や毛髪に与える影響と、帽子をかぶることのメリットとデメリットの両方をご紹介します。
この記事の目次
帽子をかぶると薄毛になる理由
帽子をかぶることでオシャレをしたり、頭皮や毛髪を紫外線から守ったりしますが、帽子をかぶることで薄毛になる人はいます。
それは、帽子のかぶり方や選んだ帽子の種類によるもののようです。
帽子をかぶることで薄毛になると言われる3つの理由をご紹介します。
蒸れる
帽子をかぶることで、特に夏場は汗をかきやすく、風通しも悪いため頭皮が蒸れてしまいます。
頭皮が蒸れた状態が続いてしまうと、汗や老廃物が多く出てしまい雑菌が繁殖しやすくなるため抜け毛が増えてしまいます。
血行が悪くなる
サイズの合わない小さめな帽子をかぶっていると、頭皮が締め付けられて血行が悪くなります。
頭皮の血行が悪くなると、毛母細胞などに成長に必要な酸素や栄養素が行き渡らなくなるため、弱く抜けやすい髪になったり、抜け毛が増えたりします。
擦れる
小さめな帽子をかぶったり、頻繁に帽子を動かしたりすると、頭皮や毛髪が擦れてしまいます。
擦れると、頭皮や毛髪に負担がかかり、頭皮が固くなったり、毛髪が傷ついて弱くなったりして、抜け毛が増える原因になってしまいます。
抜け毛を減らす帽子のかぶり方
帽子は薄毛になる原因になっていますが、頭皮や毛髪を守るものでもあります。
実は頭皮はカラダの中で一番紫外線を浴びやすい場所。
頭皮が紫外線を浴びることで肌が光老化を起こし、頭皮が乾燥したり、固くなったりすることで抜け毛が増えてしまいます。
また、紫外線によって毛母細胞がダメージを受けることで、活性酸素が大量に増え毛母細胞の働きを阻害して抜け毛を増やす原因にもなっているのです。
頭皮だけではなく、毛髪も紫外線によるダメージで毛髪を構成しているタンパク質のシステイン結合を切断してしまうため、切れやすく弱い髪質へと変化させます。
特に夏場は紫外線が一番強くなる季節ですので、熱中症予防のためにも、紫外線防止のためにも、帽子をかぶることは大切なのです。
ただ、夏は汗をかくのも事実ですので、蒸れを防止するためにタオルなどで頭皮や額の汗を頻繁に拭くことと、室内では帽子を取るようにしましょう。
冬場は、紫外線よりも寒さや乾燥が頭皮や毛髪の敵になります。
冷たい空気に頭皮がさらされると、血管が収縮して血行が悪くなりますし、乾燥した空気に触れることで頭皮の乾燥も進んでしまいます。
頭皮の環境を健康に保ち抜け毛を予防するためには、頭皮の潤いと血流が必要です。
コートなどを着てカラダを暖めるように、帽子をかぶり頭皮を暖めて乾燥を防ぐことも育毛のためには大切です。
季節ごとに目的が変わりますが、育毛のために自分に合ったサイズ、目的に合った帽子をかぶることは抜け毛を減らし、育毛を促進するために必要なことなのです。
帽子をかぶった後は
夏でも冬でも、帽子をかぶると蒸れることは多いものです。
頭皮や額の汗を拭いたとしても、帽子についた汗や皮脂などはそのままになっています。
かぶった後にそのまま放置してしまうと、帽子の中に雑菌が繁殖して抜け毛を増やしてしまうかもしれないため、時々は洗うことも必要です。
洗えない帽子の場合、ケア方法を店員さんに確認しておいてケアをすることで、帽子も長持ちしますし、育毛にも役立ちます。
帽子をかぶった後は、かぶっていない時よりも頭皮が汗や皮脂で汚れている可能性もあります。
時間をかけて丁寧にシャンプーで洗髪するようにしましょう。
季節ごとのオススメ帽子
特に帽子が必要だと思われる夏と冬にオススメの帽子をご紹介します。
夏にオススメの帽子
- 通気性が良く、紫外線をカットするアウトドア用の帽子
- 通気性が良いメッシュの帽子
- 麦わら帽子
外出するときは必ず帽子をかぶるようにして、汗をかいたときは額や頭皮をタオルなどで拭くようにするといいでしょう。
通気性の良い帽子をかぶっていても、どうしても蒸れは起こりますので室内や日陰では時々帽子を取って風を通しましょう。
帽子は定期的に洗濯したり、クリーニングしたりして清潔に保つようにし、帽子をかぶった日はシャンプーして頭皮を清潔に保つようにしましょう。
冬にオススメの帽子
- 保温性、保湿性に優れたニットの帽子
- 裏地付きのハット型帽子
- 皮素材などのハンチング型帽子
特に寒い日や、風の強い日にかぶることで、頭皮を暖め、乾燥から頭皮を守ることが出来ます。
室内は暖かいことが多いので、蒸れを防止するために帽子は取るようにしましょう。
冬でも汗をかいたり皮脂が出たりしますので、シャンプーをして頭皮を清潔に保つようにしましょう。
ヘルメットも帽子と同じ
仕事柄、ヘルメットをかぶることが多い人もいるかもしれません。
ヘルメットの場合、素材的に帽子よりも蒸れやすいものです。
最近では通気口や風を送り込むファンが付いたタイプもあるようですが、そうしたヘルメットを選べない場合も多いもの。
そういう場合は、許可が出ればヘルメットの下にタオルを巻いて汗を吸い取らせると蒸れにくくなります。
ただ、タオルのせいでヘルメットがズレやすくなりますので、安全面から会社に確認は取るようにして下さい。
仕事終わりには、毎日ヘルメットを洗うといつも清潔に保てて雑菌による抜け毛の影響はなくなります。
当然、シャンプーをして頭皮を清潔に保つことも忘れてはいけません。
まとめ
あるテレビ番組では、蒸れるのと紫外線とどちらが抜け毛を増やすのかという質問に、比較できないほど紫外線が抜け毛に悪影響を与えると言っていました。
頭皮の蒸れは注意していれば緩和することが出来ますが、紫外線は帽子や日焼け止めなどで防ぐしか手立てがありません。
また、冬場の乾燥した空気に触れることで起こる頭皮の乾燥も抜け毛を増やす大きな原因のひとつです。
用途にあわせた自分に合うサイズの帽子をかぶることで、抜け毛を予防しオシャレも楽しんでみましょう。